
北海道の爆発事故から学ぶ“日常のリスク”と備え
2月9日早朝、北海道札幌市手稲区の住宅街で大きな爆発を伴う火災が発生し、5人が死傷、周囲の約40棟にも被害が及びました。静かな朝を突き破る爆音、割れた窓ガラス、吹き飛んだ住宅──住民の声からは、日常が一瞬で壊れる恐怖が伝わってきます。
事故原因は調査中ですが、ガス爆発の可能性が指摘されています。特別な施設ではなく、一般の住宅で起きた事故であることは、私たちにとって大きな示唆を与えます。
日常に潜む“見えないリスク”
ガス設備の老朽化、配管の損傷、暖房器具の扱い、換気不足──どれも「気をつけていれば大丈夫」と思いがちですが、実際には住民自身が気づけないまま進行するケースもあります。
さらに今回の事故では、火元だけでなく周囲40棟にまで爆風被害が広がったことが注目されます。火が燃え移らなくても、窓ガラス破損や壁の損傷など、生活に大きな支障を与える被害が発生しました。
保険実務の視点から見える“守りのポイント”
● 火災保険
爆発・破裂は通常「火災」と同じ扱いで補償されます。近隣住宅のガラス破損なども対象になるケースが多いです。
● 個人賠償責任保険
火元側に重大な過失が認められた場合、近隣への損害賠償が発生します。ただし、ガス爆発は過失の立証が難しいことも多く、実務上は“各家庭が自分の保険で守る”形になることがほとんどです。
● 失火責任法(失火法)
日本では、重大な過失がなければ火元が賠償責任を負わない仕組みです。だからこそ、自宅の火災保険・家財保険の備えが重要になります。
今日からできる“自宅の安全点検”チェックリスト
【ガス・暖房器具まわり】
- ガスコンロ・給湯器・ストーブの年1回の点検
- ガス臭・異音・炎の色の変化に気づいたらすぐ相談
- 冬場でも換気を意識する
【住宅設備】
- 配管や設備の老朽化を把握している
- 窓ガラス・シャッターの飛散リスクを確認
- 感震ブレーカーや警報器の設置を検討
【火災保険・賠償責任】
- 火災保険に爆発・破裂の補償が含まれている
- 家財の評価額が古いままになっていない
- 個人賠償責任保険を家族全員をカバーする形でセット
- 近隣被害が出た場合の流れを理解している
【家族の安全】
- 緊急時の避難経路を家族で共有
- 子ども・高齢者が安全に使える暖房器具を選ぶ
保険代理店としてお伝えしたいこと
今回の爆発事故は、被害に遭われた方々にとって突然の悲劇であり、地域全体に深い衝撃を与えました。しかし同時に、私たちに「日常のリスクとどう向き合うか」を改めて考える機会にもなっています。
ガス設備の老朽化や換気不足など、どの家庭にも起こり得る要因が潜んでいます。そして爆発や爆風による被害は、火元だけでなく周囲の住宅にも広がることが今回の事故で明らかになりました。
日本には失火責任法があり、重大な過失が認められない限り、火元が近隣への賠償責任を負わない仕組みです。だからこそ、“自分の家は自分で守る”ための火災保険・家財保険が大切になります。
「うちは大丈夫だろうか」と少しでも感じられたら、どうぞお気軽にご相談ください。設備の点検や補償内容の見直しなど、今日からできる備えを一緒に確認し、皆さまの暮らしをしっかり守るお手伝いをいたします。
気になることはどんなことでもすぐにご相談ください
火災保険・家財保険の見直しや、今回の事故を踏まえた補償内容の確認など、気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。
